ブラックジャックの最強必勝法「カードカウンティング」
他の攻略法とは一線を画すカードカウンティングは、ランドカジノにて使用していることがバレると退場・出禁という厳しい処置が下されます。
これは裏を返せばそれだけ強力であるということをカジノが認めていると言えるはずです。
攻略法ではなく必勝法と呼ぶことができるカードカウンティングに関する情報をまとめました。
カードカウンティングで勝てるカジノ
カードカウンティング

他の攻略法とは一線を画すカードカウンティングは、ランドカジノにて使用していることがバレると退場・出禁という厳しい処置が下されます。
これは裏を返せばそれだけ強力であるということをカジノが認めていると言えるはずです。
攻略法ではなく必勝法と呼ぶことができるカードカウンティングに関する情報をまとめました。
カードカウンティングの歴史
1950年代にブラックジャックのベーシックストラテジーの理論が確立されました。
これはカードによってプレイヤーが有利な状態と不利な状態があるということの発見です。
1960年代になると数学者のエドワード・ソープはプレイが進行しシューに残っている特定のカードによってもプレイヤーが有利になったり、不利になることに気がつきます。
ソープはカウンティングの解説本である”Beat TheDealer”を出版し、カウンティングで稼ぐ人が続出したため現在のランドカジノではカウンティングを禁止されるまでになりました。
カードカウンティングの有効性
ブラックジャックのカードカウンティングの有効性をまとめると以下のような特徴があります。
- 「10」とカウントされるカードを把握することで有利・不利な状況がわかるようになる
- 有利な状況で積極的にベットを行うと収支がよくなる
- 不利な状況ではベット額を抑えることができるので損を最小限にできる
- 次に出るカードがわかるようになる訳ではないので、何百・何千回とプレイして効果がでる
カードカウンティングはゲーム進行により偏りが発生し、シューにどれだけ「10」とカウントされるカードが残っているかを評価して有利か不利かを判断します。
ブラックジャックでは「10」、「J」、「Q」、「K」の4種類のカードが「10」として扱われることから、これらのカードを把握することがとても重要になるわけです。
ルーレットやシックボーとは違って以前の結果により今後の確率は変動するので「従属事象」のゲームであることがわかります。
ちなみにバカラも従属事象のゲームであるため、カウンティングが有効になるようです。
興味があるのであれば調べてみるといいかもしれません。
カードカウンティングをすることでどれくらい勝率が上がるのか?
ハイロー・システムやKOシステムでは有利不利はわかりますが、それぞれのカードがどれくらいの確率で配られるのか詳細なことはわかりません。
「10」とカウントされるカードは「10」、「J」、「Q」、「K」の4種類です。
そこから初期のシューでは「10」のカードが配られる確率は4/13なので30.77%です。
配られたカードを1枚1枚記録し各カードの確率がわかるカウンティングアプリでは「10」のカードが32%以上の確率になると有利ということでした。
ごくわずかな確率が変動するだけなので、かなり長期的な目線でカウンティングに取り組む必要があります。
どれだけ有利な条件でも1回1回のハンドでは勝率はそれほど上がりません。
ただ、「10」のカードが29%以下の状態はベット額を抑えて、32%以上は強気に勝負するのであれば長期的な収支は大きく変わる可能性が高そうです。
オンラインカジノでカウンティング

ランドカジノではメモなどを持ち込むことができないため、全て頭の中で計算を行う必要があります。
ただオンラインカジノであれば画面越しのプレイヤーが何をしているかわかりようがないので、カウンティングがやりやすい環境であることは確かです。
コンピューターが自動でディーラーを務めるソフトウェアブラックジャックではカウンティングの効果はありません。
1回1回のハンド毎にシャッフルされるためカウンティングは意味がないのです。
そのため、ライブカジノのライブブラックジャックでプレイする必要があります。
カウンティングの方法
カードカウンティングには様々な種類のやり方がありますが、ここでは初心者でも簡単に始められる「ハイローシステム」について解説していきます。
ハイローシステムのやり方

ハイローシステムは配られたカードを「‐1」、「0」、「+1」で分類し、それらを合算した結果から今の状態がプレイヤー有利か不利かを判断します。
分類の仕方は以下のとおりです。
1.ディーラーがバストしやすくなり、プレイヤーのハンドが予測しやすくなり有利になる「10」、「J」、「Q」、「K」、「A」が配られたら‐1とカウントします。
2.ディーラーが手札を成立させやすくなる2~6は+1とカウント。
3.7~9はゼロとカウントします。
1、2、3を繰り返し、カウントの数が大きくなればなるほどプレイヤーが有利な状況です。
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カウンティングの結果がマイナスの状態
ブラックジャックで「10」の値として扱われる「10」、「J」、「Q」、「K」はマイナスとしてカウントされるためシューの中身は「10」として扱われるカードが少ないことがわかります。
カウンティングの結果がマイナスであるほど「10」が配られる確率は低くなるので、ベット額を抑えめに勝負したりディーラーのバストを狙うようにしてください。
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カウンティングの結果がプラスの状態
「10」、「J」、「Q」、「K」はマイナスとしてカウントすることからカウンティングの結果がプラスになればなるほど「10」として扱われるカードはシューの中に多く残っています。
カウンティングの結果がプラスになるほど「10」が配られる可能性は高くなるので、強気にダブルダウンやベット額を引き上げてください
カードカウンティングアプリを使ったカウンティング
スマートフォンのアプリストアを検索するといくつかのカウンティング専用アプリが存在します。
いくつかのアプリを試してみましたが、その中でも配られたカードをタップしていくことでそれぞれのカードが今どれだけシューに残っているのかと、その確率が表示されるアプリの実用性が一番高いと思いました。
「Blackjack Counter」などで検索すると出てくるので試してみてください。
そのアプリではナチュラルブラックジャックや「10」+「10」で20になる確率、13~17のハンドでバストになる確率が一目瞭然でさらに”無料”という凄い内容です。
広告がたまに表示されるのが残念な点ですが、有料であっても使いたいくらいなので全然気になりません。
まだ使い始めたばかりで効果は実感できていませんが、これであれば面倒くさいことが嫌いな自分でもカウンティングを続けることができそうです。
カードカウンティングの注意点
オンラインカジノはカウンティングがやりやすい環境ではありますが、カジノ側にとってカウンティングを行うプレイヤーは不利益を生む厄介な存在です。
カードカウンティングを行う際の注意点をまとめましたのでご覧下さい。
- ランドカジノ・ライブカジノともにブラックジャックでは使用デッキ数を多くしたり、各種分析ソフトウェアの使用やカッティングカードの位置を浅くすることなどで対策を取っている。
- ライブカジノでカウンティングを行うと、ベット額の上下や有利な場面のみの強気なベット、シューの期待値などから割と簡単にバレる。
- 万が一カウンティングがバレるとライブカジノのプロバイダーからカジノへ連絡がいき、アカウントの停止や勝利金の没収などペナルティーがある。
- ボーナスを使ってプレイする際はさらに注意が必要です。リベート制度のあるカジノではカウンティングをするプレイヤーはかなり嫌われることは想像に難くないでしょう。
- カウンティングが明確に規約で禁止されているカジノは少ないものの、カジノ側の不利益になるとみなされるとアカウントを閉鎖される可能性が高い。
カウンティングの有効性は誰もが認めるはずですが、このようなリスクがある以上カウンティングをおすすめすることはできません。
それでもカウンティングをやってみたいということであれば、リスクを理解した上で自己責任でプレイするようにしてください。
まとめ
- ブラックジャックのカードカウンティングは「10」として扱われるカードがシューにどれだけ存在するのかを見極める方法
- カウンティングは有利な状態を見極めた上で何百・何千回とプレイすることにより効果を発揮する
- オンラインカジノではライブカジノのブラックジャックのみカウンティングは有効
- カウンティングは有効な攻略法であるものの、カウンティングの使用がバレたときのリスクを理解する必要がある
以上がカードカウンティングに関するまとめです。
カウンティングとベーシックストラテジーの使用に併せて、ベット方法を工夫すればかなり強力な攻略法となることは間違いないでしょう。
使用がバレるとランドカジノでは出禁・退場となるくらいカードカウンターは嫌われています。
よっぽど上手くやらない限りバレてしまうので、繰り返しになりますがリスクを理解しておきましょう。