ブックメーカー詐欺とは | 巧妙な詐欺の手口から学ぶ基本対策

ブックメーカーやスポーツブックを利用した詐欺は以前から横行しておりましたが、最近では宣伝方法が多様化して詐欺の手口も巧妙化してきております。

昔はアナログなマルチ商法を活用したブックメーカー詐欺が主流でしたが、近年ではIT技術の発展とともに、SNSやオンラインサロンで「大儲けした経験談」や「儲かる方法」を情報商材として販売したり、実際に何度か勝たせた後、大金をだまし取る方法など、更に詐欺も巧妙化してきております。

ブックメーカーそのものは非常に楽しいエンターテインメントですが、投資詐欺の商材にしやすい側面もあります。

本記事では、ブックメーカーの投資詐欺で扱われる主要な商材例や勧誘手口、投資詐欺に合わないための対策や解決方法を詳しく解説します。

ブックメーカーの詳細は「ブックメーカー完全解説| 日本向けブックメーカー情報【2022年版】」をご覧ください。

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ブックメーカー詐欺とは

ブックメーカー詐欺とは

世界中で注目されている最新のエンタメであるブックメーカー。

日本から海外のブックメーカーにベットする事自体は特に問題なく、気軽に行えるため人気が急増しています。

しかし、そんなブックメーカーに興味を持った人を対象にした情報商材の販売数も増加しており、中には最初から購入者を騙すことを狙った詐欺商材も多くなっているのが現状。

ブックメーカー各社は政府からの認可を受けて規制や法律に沿って合法的に営業しているので、ブックメーカー自体はもちろん詐欺ではありません。

では詐欺に合わないためには何に気を付けたらいいのでしょうか?

では、ブックメーカーを扱う情報商材の種類や、詐欺商品をチェックするポイントについて以下で解説します。

ブックメーカーに対する日本の違法性は「ブックメーカーに日本から参加しても違法に問われない理由」に詳しくまとめています。

ブックメーカー詐欺に使われる情報商材

ブックメーカー詐欺に使われる情報商材

ブックメーカーを取り扱う情報商材には様々なものが存在するので、代表的なものをご紹介します。

詐欺詳細①「確実性の高い予想屋の情報商材」

まずはブックメーカーに限らず、競馬や競輪などのギャンブルに関する情報商材として一番多い予想屋による情報商材

あらゆるイベントに対して販売者の予想を配信するもので、販売者がLINE@やメールなどで予想を配信したり、登録した後に、定期的に会費を支払い予想を配信してもらったりします。

一度登録してしまえば予想が配信されるというものではなく、月々の会費を支払う事で予想を配信してもらうという形を取るものが多くなっています。

但し、ブックメーカーの予想・分析サイトは、あくまで過去の「結果」に基づいたデータや各サイト独自の分析結果を配信しているだけで「詐欺」や「悪徳情報商材」ではありません。無料で使えるものも多く、有効活用することで確実に勝率を上げることがっできます。

ブックメーカーの予想サイトは「ブックメーカーの予想サイト5選 | プロが厳選する必勝分析ツール」でご紹介しています。

詐欺商材②「投資運用の情報商材」

投資型のブックメーカー関連情報商材は、サイトの商品紹介だけでは「ブックメーカーの商材」と認識しにくい仕掛けになっています。

我々ユーザーの目に付く文字は「ブックメーカー」ではなく、「高利回り」や「何もしなくてもお金が増える」といったセールスコピーばかりです。システムとしては専用の口座を開設して投資金額を入金、そして口座に預けたお金をブックメーカーで増やしてもらうという流れです。

販売者やブックメーカーで投資を任される人物は過去の経歴で「ブックメーカーで大成功を収めた人物」などと謳われている人が多い印象。

詐欺商材③「基礎や攻略法の書籍型情報商材」

ブックメーカーの基礎(登録の仕方や投票の仕方など)や攻略方法などを教える書籍型の情報商材は、ブックメーカーの未経験者や初心者を狙う手法によく用いられます。

書籍型の情報商材の特徴としては、ブックメーカーのベッティングに対してのノウハウを教材とした商材の他に、「会員限定情報配信」や「スペシャル会員」といった商材で、予想の配信をすることが多く見られます。

教材型の商材の価格は数百円から数千円とかなり安価なものが多いですが、会員限定情報を購入したり、スペシャル会員に登録するには、数万円のお金が掛かる事も。

実際のところ、初心に対して書籍からその先にあるバックエンド商品を販売する目的と見られます。

詐欺商材④「自動ベッティングのツール販売」

投資型の情報商材は自分のお金を預けることで、自称プロトレーダーが運用しているものです。

しかし最近ではAIによって自動的にベッティングを行うツールが販売される様になりました。こちらのセールスコピーは「作業時間0分でお金が増える方法」・「口座に入れたお金が毎日増える魔法の口座」といった様に、購入者が何もすることなくお金が増えていくということを強調したものが多いです。

特徴としては人がベッティングするのと違い、的中率の高い対象にベットするのではなく、様々な対象にベットすることで外れても総合的に+になるように運営するというもの。

ブックメーカー詐欺の代表的な勧誘方法

ブックメーカー詐欺の代表的な勧誘方法

では、その様な情報商材を使用してブックメーカーに勧誘する詐欺の手口とはどの様なものがあるのでしょうか。

ブックメーカーは誰でも簡単に始められる上に、勧誘に慣れていない人が多いために勧誘被害が急増中。

ブックメーカーをあまり知らない人にとっては「コンスタントに稼げるよ!」と言われれば、そうなのかな?とも思ってしまいますし、オッズの掛け率などの説明をされても分からないので騙されてしまう事も多いのです。

そこで、よくある代表的な手口のパターンは大まかに分けてオンラインとオフラインでの勧誘があります。

オンライン勧誘

簡単にお金が稼げるノウハウを教えますと謳い、商材を売り付けようと誘導してくる勧誘ですが、LINEなどのアプリやSNS、Zoomなどのオンラインでの勧誘があります。

勧誘方法①【チャットアプリ】

LINEなどのチャットアプリで「確実に儲かる試合を厳選」などと謳い、有料予想の配信サービス、コンサルを行う詐欺です。

先ほどの予想屋の情報商材などで、登録した後に定期的に会費を支払い予想を配信してくるものです。高額な利益を出している画像を送ってきたりして、一見「この人は本当に稼いでいるんだ」と思わせるようにしていますが、画像は簡単に加工できるもの。

例えば別々のアカウントでAとBの両チームへベットすれば、どちらが勝っても利益は残るため、的中した方の画像を公開すれば勝っているように見えます。自演の画像などに騙されないようにしましょう。

また「毎月○名限定」といったコンサルも100%詐欺です。

勧誘方法②【SNS】

SNSやNoteなどで「絶対に勝てる!」「月利1000%超え!」といった派手なキャッチコピーを付けてブックメーカーの手法を販売するという手口。

きっとこのような商材が高額で販売されているのを目にしたことがある人もいるはず。

しかし、その内容はテニスの低オッズの試合にベットして確実に増やすだったり、サッカーのアンダーに数万円、数十万円をベットして複利で増やす…などといった、無料でネットに転がっているレベルのもの。

もう少し手の込んだ手口だと、先ほどの書籍方情報商材の様に最初は安価な商材を売りつけ、その後のバックエンド商品として数万〜数十万円の商材を売りつけてくる場合もあります。

この詐欺はブックメーカーの基本的な賭け方さえ知っておけば、「当たり前。そんな情報にお金を払う価値はない」と直ぐに判断できます。

日本でも有名なスポーツとして「サッカーの基本的な賭け方」「テニスの基本的な賭け方」「野球の基本的な賭け方」程度を知っておけば最低限、勧誘の怪しさには気づけます。

勧誘方法③【オンラインサロン】

在宅ワークが増えてから人気のZOOMなどで気軽に参加出来る事から、オンラインサロンでの勧誘も多くなっています。

「日本のギャンブル市場は世界一で20兆円以上の規模がある」「ここで新しいギャンブルを売り込めば、売上は計り知れない」「ブックメーカーをアフィリエイトしてもらう」といった説得力のある話をした上で、出資金が入会時に必要…とお金の話になり、カードローンを組まされたりします。

オフライン勧誘

最近では、オフラインを使って直接勧誘する詐欺グループが急増しています。直接話をされて、その場で契約をさせられてしまう事も…。

勧誘方法④【マルチ勧誘】

友人などから目の前で勧誘されると、なかなか断りづらいもの。

友人からブックメーカーをやらないか?と誘われたり、『最近副業を始めて生活に余裕が出来た、文章をコピペして送信するだけの簡単な仕事だから一緒にやらないか?』などといった始まりから誘われ、説明を聞いたら50万円もする高額なスクールへの入学を迫られたりしたり。

オーナーを招待すれば1人あたり○万円貰えるというマルチ商法なのです。

勧誘方法⑤【セミナー勧誘】

最近ではマッチングアプリで知り合った男性or女性と仲良くなり、「海外のブックメーカーで稼げる話があるよ。話だけでも聞いてみない?」と言われ、好意をもっている以上、のってしまってセミナーに連れていかれ、騙された…という話がニュースになるほど。

他には「サッカーの試合に賭けて、勝てば何倍も稼げる。そのノウハウを勉強会や動画等で1年間学ぶセミナーを受講して、1か月100万円稼いだ人もいる。」という話を聞くうちに、その気になり、80万円のセミナー受講契約をすることにしたという例も。

SNSなどで知り合った人に直接会うことを持ちかけられても、決して誘いに乗らないようにしましょう。

ブックメーカー詐欺に遭わないために知っておくべきこと

ブックメーカー詐欺に遭わないために知っておくべきこと

相手の言うことを鵜呑みにして、その場で契約することは絶対にやめましょう。

また、お金がないと断った時に、消費者金融などで借金するように促された場合は、きっぱりと断るべきです。借金を勧める相手を信用するのは危険ですよね?簡単に儲かる話などは存在しないのです。

必勝法は存在しないことを理解する

アービトラージ』とは「どちらに賭けても100%利益が出る」つまり「ブックメーカー運営会社の間で生じる”オッズ差”を利用して利益を目指す」投資方法。

この「アービトラージ」ですが、『ブックメーカーのアービトラージを利用した投資で月5~10万円を確実に稼ぐ方法を教える』などといった詐欺の勧誘も増えています。

実際はどちらに賭けても利益が出るようなオッズが出ることは少ない上に、アービトラージ自体がブックメーカーに禁止されており、こういったアービトラージをしていることがブックメーカーにバレると、アカウント凍結や最大ベット額の制限など、ペナルティを受ける可能性も。

仮にアービトラージが成立しても、得られる利益は少ない上に、すぐにオッズが変動してベットできなかったということが頻発します。

他には期待値の高いオッズを見つけて自動ベットしてくれるツールに関しても、ブックメーカーは膨大なビッグデータやAIを駆使してオッズを小刻みに変えていますから、個人レベルのプログラマーが作ったツールでは太刀打ちできません。

どんなに上手い事を言われようと、必勝法などないという事を肝に銘じておきましょう。

大儲けした経験談やアピールに注意

ブックメーカーの投資詐欺では『100%利益が出る!』『即効で5万稼げる!』といったキャッチコピーで何十万もするツールやマニューアルを売りつける手法があります。

「副業で大儲けした!」などと周りから聞くと、今はコロナで仕事や収入が減っている方が多くなっている関係で簡単に手を出してしまいがちです。

それによってより多くの負債を負ってしまった…という方も少なくありません。

簡単に稼げる方法などないのですから、大儲けの経験談やアピールには疑いの念を持ちましょう。

ブックメーカー詐欺に遭遇した際の対処

ブックメーカー詐欺に遭遇した際の対処

そしてもし、詐欺に遭って契約をしてしまった場合、契約した日から数えて8日以内なら、クーリング・オフができる場合があります。

また、クーリング・オフ期間を過ぎていても解約できる場合があるので、諦めずに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

東京都消費生活総合センター03-3235-1155(相談専用電話)
お近くの消費生活センター局番なし188 (消費者ホットライン)

ブックメーカー詐欺のまとめ

ブックメーカーは始めるだけならとても簡単で初心者にも楽しめますが、実際にブックメーカーで稼ぐ為には、期待値や勝率を上げなければならず、株式や不動産投資などと同様それなりの勉強と努力が必要になります。

ブックメーカーを投資として行う事は不可能ではないと同時に、詐欺かもしれないと常に注意をしなければならないのです。

もしも「誰でもできる、特別なスキルは必要ない」といった甘い言葉で近寄ってきたり、「何もしなくても稼げる自動売買システムの案内」などの勧誘を受けたら、まずは疑いましょう!ネットでの検索も忘れずに。

海外のブックメーカーは全て詐欺なのでしょうか。

いいえ。しっかりと国際ゲーミングライセンスを保有して運営しているブックメーカー自体は、安全です。そのブックメーカーを餌に商材を売りつけてくる詐欺が横行しています。

ブックメーカー勧誘の詐欺の見分け方はありますか。

正直、株でも副業でも不動産でも明確に「詐欺」と断定するのは難しい側面もあります。ただブックメーカーで生活する人はおりますが、簡単には稼げないので肝に銘じておきましょう。

ブックメーカー詐欺にあってしまったら泣き寝入りしかないのでしょうか。

そんなことはありません。ブックメーカー自体は海外ですが、詐欺をやっている多くは日本国内の日本人がやっています。国内の問題なら消費者生活センターや警察が対応してくれます。すぐに相談しましょう。

沢田飛稀
コンテンツライター 沢田飛稀 verified symbol
オンラインカジノ業界5年の経験を活かして、オンラインカジノの楽しさを伝えていきたいです。