リップル (Ripple)は、アメリカのリップル社によって2003年に考案された仮想通貨です。
リップルは銀行間送金のスピード問題や高額な手数料を解決するために開発された非常に実用性の高い仮想通貨の一つと言えます。2022年2月現在では、時価総額も第6位まで成長してきており、様々な金融プラットフォームの常識を変える可能性を秘めたアルトコインです。
オンラインカジノ業界もユーザーの決済手段として、リップルの「高速送金」と「安価な手数料」の特徴に着目しています。
そこで本記事では、リップルの概要やリップルの決済におすすめのオンラインカジノ、リップル決済のメリット・デメリットを解説します。
リップル (Ripple)とは?
リップル / Ripple(XRP)とは、仮想通貨の1種です。
2004年にリップル社によって開発された送金と決済のシステムでもありますが、世間一般では仮想通貨として知られています。
リップルの特徴① 中央集権型の仮想通貨
リップルは中央集権型の仮想通貨です。
中央集権とは、元々は政治上の機能が中央政府に集中する事を指す言葉ですが、仮想通貨や仮想通貨の取引所に対して用いられます。
リップルの管理は他の仮想通貨と違いリップル社自体が行っています。
よって、リップル社が大量のXRPを保有している事や、サーバーの運営がリップル社となっている事からリップルは中央集権型の仮想通貨と言われています。
リップルの特徴② 高い安全性
リップルはRipple社によって管理されているので安全性が担保されているます。
リップル社が大量のXRPを保有している事やサーバーがリップル社の運営である事、また取引承認の実態を握っている事から、リップルは安全性が担保された仮想通貨と言えるでしょう。
ただし1点注意すべき点は、あくまでも全てがリップル社の信頼のもとに成り立っているという事です。
リップル社への信頼が無くなれば前提が崩れてしまい、リップルの安全性は担保出来なくなります。リップルの高い安全性はリップル社の信頼に比例するという事をしっかりと抑えておきましょう。
リップルの特徴③ マイニング不要で安価な手数料
これは中央集権であるが故のメリットの1つです。
ビットコインなど他の仮想通貨だと取引承認の競争激化の為に、大量の電力を消費するのでマイニングによる環境負荷が問題視されていました。一方リップルは取引承認での競争がない為、電力を必要以上に消費する必要がないのです。
結果として、コストもかからない為、手数料が他の仮想通貨と比較して安価に抑える事が出来ます。
オンラインカジノ リップル入金のメリットとデメリット
リップルを使うメリットとしては、手数料の安さがあります。ビットコインやイーサリアムなど主要な仮想通貨で入金する際、ビットフライヤーなどの大手の仮想通貨業者へ数千円の手数料がかかる場合もありますが、リップルであれば無料となっています。
他にも送金スピードが早い事がリップルのメリットとして挙げられます。ビットコインでは10分程度かかるところ、リップルは約1秒から4秒程度と非常にスムーズに取引を行う事が出来ます。
一方、リップルのデメリットとしてはまだまだ使用出来るオンラインカジノが少ない点があります。
ただしオンラインカジノの最大手である「ベラジョンカジノ」では使用する事が出来るので、あまり大きな弊害にはならないでしょう。
他にもデメリットとしては、価格変動の激しさが挙げられます。
これはリップルだけに限らず他の仮想通貨においても同様ではありますが、1日で20%近く価格が変わる可能性もある為、カジノで稼げたとしても仮想通貨の価格変動により収支がマイナスになる事もあり得るのが仮想通貨の恐ろしいところです。
では以下にオンラインカジノでリップルを使うメリット・デメリットをまとめます。
オンラインカジノ リップル 入金・出金方法
ここではリップルの入出金方法について実際のオンラインカジノ (ビットカジノ) を用いながら解説していきます。
オンカジ リップル 入金方法とは?
ビットカジノにリップルで入金する際、まず最初にビットカジノのサイトで入金処理を行う必要があります。
これにより、自身が登録している取引所のアカウントやウォレットから送金する為のアドレスを取得する事が出来ます。
XRP カジノ入金方法-手順1
まずウォレットにリップルを追加します。
ビットカジノへログインし、『入出金』から『ウォレットを追加または削除する』からリップルを選択し『保存』を押します。
XRP カジノ入金方法-手順2
これで入金方法のところでリップルが選択可能になりましたので、リップルの『入金』を選択します。
XRP カジノ入金方法-手順3
上記画像の赤枠内にリップルの送付用アドレスが表示されます。
赤枠内右側の『コピー』を選択し、自身が登録している取引所のアカウントやウォレットの送金画面に貼り付ければ送金出来ます。
この時ビットカジノの中で入金する金額を決める必要はありません。あくまで入金用のアドレスを入手しただけであり、取引所のアカウントやウォレット側で入金する金額を決めます。
オンラインカジノ リップル 出金方法とは?
次にビットカジノにリップルで出金する際、ビットカジノの出金画面で出金金額と送付用アドレスを取得します。
XRP カジノ出金方法-手順1
入金時と同様にビットカジノへログインし、『入出金』からリップルの出金を選択します。
XRP カジノ出金方法-手順2
上記画面の赤枠内に出金金額を入力、自身が登録している取引所のアカウントやウォレットのアドレスを入力します。
ここで必ず確認すべきポイントとして、送付先アドレスが正しいかをしっかりと確認して下さい。
万が一、送付先アドレスに誤りがある場合は上手く出金されなかったり、最悪の場合は他の誰かのアカウントへ出金する事となりますので注意が必要です。
また、出金には少々時間を要するオンラインカジノが多くあります。
ビットカジノでは数分程度で出金が完了する為、比較的早く出金する事が出来ます。
オンラインカジノ リップル利用時の注意点
オンラインカジノでリップルを使用する事について理解頂けたと思いますが、実際のオンラインカジノでリップルを使用する際、注意しなければいけない事があります。
これを知らないまま進めてしまうと最悪の場合、入金した金額をそのまま失ってしまう事にも繋がりかねませんので、確実に確認の上オンラインカジノでの入出金を行うようにして下さい。
注意点① リップルの送付アドレスは毎回変わる
1つ目の注意点としては、入金時の注意点です。
オンラインカジノによってルールは異なりますが、毎回の送金アドレスが変更になるオンラインカジノがあります。もし変更に気付かないまま入金処理を行なってしまうと入金したお金が戻ってこなくなりますので、注意が必要です。
入金の際は毎回オンラインカジノにアクセスし送金アドレスが変更になっていないか確認した上で、入金を行うようにして下さい。
注意点② XRP出金時には日本の取引所を避ける
次は出金時の注意点です。
出金時は日本の仮想通貨取引所を使わないようにして下さい。
これは過去にオンラインカジノでの出金を行った為、その際に使用された仮想通貨取引所のアカウントが凍結された疑いのある事件が発生しています。
日本の取引所の中でも特に注意が必要なのは『GMOコイン』と『コインチェック』です。少なくともこの2つの取引所はオンラインカジノからの出金に対して厳しい為、使用しないようにしましょう。
他のサイトも状況によって同様の対応を施される可能性はある為、バイナンスなどの海外取引所を間に挟みオンラインカジノでの勝利金額を日本の取引所に直接引き出さないようにしましょう。
リップル オンラインカジノまとめ
さて、いかがだったでしょうか。
非常に魅力的な仮想通貨リップルに対応したオンラインカジノについて理解頂けたのではないかと思います。特に入出金の注意事項に関しては必ず頭に入れて頂き、オンラインカジノで楽しむようにして下さい。
また、昨今では仮想通貨の種類が凄まじい勢いで増えていっています。どうせなら価値が上がる見込みのある仮想通貨を使ってオンラインカジノでも遊びたいと思いますので、そんな時に将来性のある仮想通貨であるリップルは非常に有用です。
当然ですが、リップルだけでなく仮想通貨全般は価格変動が非常に激しいので、そのリスクは承知の上で一攫千金を狙ってみて下さい。
リップル カジノのよくある質問
カジノミーが最もおすすめです。ボーナスが充実しており、かつ日本語サポートもしっかりしているので、オンラインカジノ初心者の方であっても使いやすいサイトとなっています。
ビットフライヤー (bitFlyer) やGMOコインなどの取引所で購入するのが一般的です。
オンラインカジノによって出来ないところも多いですが、他にもオンラインカジノへ現金やクレジットカードで入金し仮想通貨として出金する方法もあります。
リップルでの入金手数料は多くのオンラインカジノで無料です。他の入金方法と比較するとメリットの1つと言えるでしょう。
ただし、仮想通貨で入金して現金に変換するオンラインカジノにおいては市場のレートよりも少し悪いレートで変換される為、直接仮想通貨でプレイ出来るオンラインカジノをオススメします。
はい。リップルは仮想通貨の中では比較的有名であり、ほぼ全ての取引所で取り扱いがあります。
少なく見積もっても10程度はあります。ビットカジノやベラジョンカジノなど複数のサイトでリップルを使用する事が出来ます。
オンラインカジノによっては可能なところもあります。ただし、出金時に市場よりも少し悪いレートで変換される為、あまりオススメ出来ません。
監修: リンダ 沙代子
コンテンツライター