ブックメーカーの生活術 | 賢く稼げるブックメーカーの運用方法
本ブックメーカーで生計を立てるためのシミュレーションや具体的な方法、注意点などを詳しく解説していきます。
ブックメーカーで生活できる水準まで現実的に稼げるのかどうか気になっている人は多いのではないでしょうか。
ブックメーカーは「ギャンブル」と言われたり「投資」と言われたりしますが、実際にブックメーカーはギャンブル的な側面と投資的な側面を持っており、プレイヤーのベッティング方法次第で娯楽的にも遊べるし、資産運用としての使い方もできます。
ブックメーカーで生計を立てるのは、他の投資と同様に簡単ではありませんが、コツコツとノウハウを蓄積して学ぶことで十分に可能となります。
ブックメーカーの生活は現実的か
近年、FIRE (Financial Independence Retire Early) という言葉が流行っており、様々な投資に目を向けている方も少なくないと思います。
そんな沢山ある投資手段の中から、ここではブックメーカーについて触れます。今回はFIREまでとはいかずとも、ブックメーカーによる生活が現実的なのかについて解説していきます。
結論から申し上げると、ブックメーカーによる生活は可能です。
ただし、ここでは「生活が出来る」=「月収20万稼ぐ」という定義で考えていきます。
ブックメーカーで投資的運用ができる理由
ブックメーカーと聞くと我々日本人にとっては、「ヨーロッパの方で流行っているスポーツの勝ち負けに対して賭けを行うギャンブル」程度のイメージしかないと思います。
しかし、ブックメーカーを投資的側面で捉えるとちゃんとした投資商品として考える事が出来ます。
その理由は大きくは2つあります。
1つ目は、ブックメーカーの期待値が高い点。2つ目は、過去の対戦成績などのデータから予測を立て的中率を向上させる事が出来る点です。
詳細は以下です。
ブックメーカー生活のシミュレーション
ここまでは抽象度の高い解説になってしまいましたが、ここでは具体的にどのようにしてブックメーカーで月収20万円を達成させるかについて解説します。
1か月の日数を30日間とすると、200,000円÷30日=6,666円となりますので、約6,700円/日を稼ぐ事が出来れば月収20万円の達成です。
ここでは6,700円/日を目標と置きます。
ブックメーカーは性質上「オッズ」をベースに戦略を組む必要がありますが、そのオッズで「1.05」のものに対して100,000円賭けます。
そうすると105,000円となり+5,000円です。ここに100,000円ではなく101,619円ベットすれば106,700円になり+6,700円が達成できます。これを30日間続ければ月収20万円が達成出来ます。
もちろん賭けがハズレてしまっては元の子もありませんが、オッズ1.05はかなり的中する確率が高いゲームなので、あまり現実味がない訳ではありません。
ブックメーカーで生活するメリットとデメリット
ここではブックメーカーで生活する事のメリットとデメリットについて解説します。
メリット
時間や場所に制限がないこと
スポーツ観戦でお金が稼げる事
デメリット
収入が安定しない事
スポーツを純粋に楽しめなくなる恐れがある点
ブックメーカーで生活するメリット
ブックメーカーで生活するメリットは2つあります。
1つ目は、好きな場所で出来る事です。
ブックメーカーが出来る環境であればどこでも良いので、PCもしくはスマホが使える事だけが条件です。つまり、極端な話インターネット環境がある場所であれば場所に制限はありませんので、世界中を旅しながら生活するという事も可能です。
2つ目は、スポーツ観戦でお金が稼げる事です。
スポーツの結果を予想するので必然的にスポーツ観戦をする事になります。これはスポーツ好きであれば堪らないと思います。チーム同士の相性や選手個人の今シーズンの調子など、スポーツ好きの人であれば自然と知っているような事が仕事に活かせるのですから仕事が楽しくなる事は間違いありません。そしてその知識を活用してお金を稼ぐ事が出来るのであれば夢のような話だと思います。
ブックメーカーで生活するデメリット
ブックメーカーで生活するデメリットは2つあります。
1つ目は、収入が安定しない事です。
当然ですがサラリーマンのように毎月の固定給が決まってる訳ではありません。ゲームの結果に左右される訳ですから、40万円稼げる月もあれば、マイナスになる事だってあり得ます。しかしこれはフリーランスや事業経営者でも同じ感覚にはなりますので、サラリーマン以外の何かで生活しようと思えば必ずついて回る問題と考えればあまりデメリットには感じないかもしれません。
2つ目は、スポーツを純粋に楽しめなくなる恐れがある点です。
賭けなどしていなければ自分が応援しているチームの勝ち負けで一喜一憂する事はありますが、ある種それ以上でも以下でもありません。しかし、ブックメーカーで生活をしていれば勝ち負けによって自分の生活を脅かされるわけですから、一喜一憂では済みません。「あの選手が最後の5分でミスをしたからチームが負けた。その結果100,000円を失った」のように選手に矛先が向き、好きだった選手やチームを恨む事もあるでしょう。
このような事も考えると今までのように純粋にスポーツを楽しめなくなる可能性があります。
ブックメーカーで生計を立てるための方法
ここからは具体的にブックメーカーで生計を立てる方法について以下5つのSTEPで解説します。
- 目標利回りの設定
- ポートフォリオの作成
- データ収集と分析
- 定期的な出金
- 余裕資金内で運用
このサイクルはブックメーカー以外の株式投資などの投資生活においても適用する事が出来ます。
STEP 01:年間の目標利回りを設定
まず初めに目標を設定します。
その為に必要な事は「自分がいくらあれば1ヶ月生活する事が出来るのか」を明確にする事です。今回のケースで言えば、月20万円必要と仮定しているので年間240万円稼ぐ必要があります。
手持ち資金にもよりますが、利回り3%で試算すると手持ち資金が8千万円必要となります。
STEP 02:自分のポートフォリオを作って改善作業
次に重要なのがポートフォリオを組む事です。
ポートフォリオと聞くとピンと来ない方もいるかもしれませんが、「全体の何割の資金を何に投資するのか」を明確にする事と考えればわかりやすいでしょう。
自分は安定志向だからあまりリスクを取りたくないという方であれば、自分が精通しているスポーツばかりにするなど自分に合ったやり方を見つける事が重要です。
またその振り返りをしなければいけません。簡単な例で説明すると、全体の資金の60%をサッカー、40%を野球に賭けていたとして、直近の勝率と獲得額が野球の方が良いのであれば投じる資金の割合を30%サッカー、70%野球のように組み換えると全体として獲得金額が引き上がります。
STEP 03:データ収集と分析
実際にやってみると、前述のポートフォリオを組む事と行き来する形になると思いますが、過去のデータの傾向や現在のチームの状況などの情報を集めて具体的に何に賭けるのかを決定します。
この分析結果をポートフォリオ作成に活かすと最初から勝率を上げられるかもしれません。
STEP 04:定期的にブックメーカーのアカウントから出金
運用し出すとおざなりになり勝ちなのですが、定期的にブックメーカーのアカウントから出金するようにしましょう。
仮想通貨などと同様にハッキングリスクなどもあるので、定期的に自分の投資管理口座に出金する事をオススメします。
STEP 05:余裕資金の範囲で実施
今回はブックメーカーで生計を立てるという視点で解説してきましたが、あくまで投資です。
少なくとも初めて間もない期間からある程度安定的に勝てるようになるまでは、無理のない範囲のお金を使用して運用するようにして下さい。
ブックメーカーで生計を立てる際の注意点
ブックメーカーで生計を立てる際の注意点について解説します。
娯楽ではなく投資的に運用すること
まずはブックメーカーを投資と捉え運用していくマインドで臨む事です。
ブックメーカーである程度勝てるようになればなる程、「この試合は絶対予想を的中出来るから、もっと積もう」となりがちです。しかし、これは初心者が陥りやすい事であり高額を失う危険性を孕んでいます。
一攫千金を狙うのではなく、あくまで自分が設定した目標利回りとポートフォリオを軸に運用しなければ到底ブックメーカーで生計を立てる事は出来ません。
サンクコスト効果に陥らないこと
サンクコストは直訳すると埋没費用。
サンクコスト効果とは、人間は誰しも『過去に自分がした過ちを認められない』という傾向にあり、その結果埋没するコストを生んでしまう事です。
例えば、映画館へ行って映画を観始めたが、面白くない事に途中に気付いた。チケット代は払ってしまっており勿体ないので最後まで観た。という事です。
このような経験は誰でも一度はあると思います。損切りが出来ないと言い換える事も出来ます。
投資をするからには、このサンクコスト効果に陥らないようにしなければなりません。具体的には、『過去』の事は忘れ、『今』に焦点を当てるのです。
いくら儲けたから、いくら損をしたから売却をする。のではなく『今』保有商品の価値が市場価値と比較してどうなのかに目を向け売却するか判断をすると必然的にサンクコスト効果に陥らないようになります。
確定申告は忘れないこと
当然の義務ですが確定申告はしましょう。
特にサラリーマンの方にとってはあまり関係のない事だと思われがちですが、ブックメーカーで獲得した金額が20万円を超えるのであればサラリーマンであっても確定申告が必要となります。
なお、株など別の儲けがある場合は株などでの儲けとブックメーカーでの儲けが20万円を超えると確定申告が必要となるので注意が必要です。毎年忘れずに確定申告を行いましょう。
ブックメーカー生活のまとめ
いかがだったでしょうか。ブックメーカーで生計を立てる事について解説しましたが、イメージは持てましたでしょうか?
ブックメーカーで生計を立てると聞くと夢物語のような気がしますが、投資と捉えて他の投資商品と同じような形で運用していく事が出来ればある程度現実的なものだとご理解いただけたのではないかと思います。
もちろん始めてすぐに軌道にのる訳ではありませんので、文中でも記載している通り、あくまで初めの内は余剰資金の中で副業として始めてみる事をオススメします。
そして、徐々に規模を拡大していき脱サラや自分の理想の生活スタイルを築いていくのが良いでしょう。
監修: 和希愛
編集長