イーサリアムクラシックがイーサリアムから創られたようにビットコインキャッシュはビットコインから生まれた(=分裂した)通貨で、現在は時価総額第4位(2020年7月)の超注目通貨です。
仮想通貨というとビットコインが有名ですが、仮想通貨の種類はすでに1000種類以上を超えました。そのためどれがオススメでどうなるか気になる方も多いです。
その中で仮想通貨のビットコインキャッシュに期待が集まっています。まずは特徴と仕組みを紹介します。
ビットコインキャッシュの特徴と仕組み
スピーディーな送金
ハードフォーク
ビットコインと比較
スピーディーな送金
ビットコインはその人気が上昇するとともに、取引情報の遅延が問題視されました。これをスケーラビリティ問題といいます。
要するに沢山の取引があるけど処理が詰まってしまい、仮想通貨の強みでもある送金速度に影響を与えてしまいました。そこで誕生したのがビットコインキャッシュです。
取引(トランザクション)を処理する際、ブロックが必要でビットコインは1MBが最大容量でした。2017年8月1日に生まれたビットコインキャッシュは8MB、そして2020年2月には32MBと容量が大きくなりました。
その処理速度はなんとビットコインの8倍です。
処理速度だけではありません。容量の拡張とともにユーザーの手数料が安くなり、負担も軽減されました。
ハードフォーク
ざっくりと言ってしまうと仕様変更、もしくは通貨をアップグレードすることです。仮想通貨は過去の取引履歴が連なるブロック(=ブロックチェーン)でビットコインキャッシュのように現在の仕様を改良するには元のコインと分裂後のコインを2つに分ける必要があります。
ビットコインと比較
ビットコインキャッシュ | ビットコイン | |
リリース時 | 2017年8月 | 2009年1月 |
ブロック容量 | 1MB | 32MB |
マイニング方法 | PoW | PoW |
歴史
ビットコインキャッシュはビットコインが改良され、2017年8月に誕生しました。そのため他の通貨と比べて新参戦者です。誕生当時はビットコイン保有者に無料で分配されました。
将来性
時価総額は現在4位ですが、今後も決済で多く取り入れられると活躍の場が十分にある通貨になりそうです。ビットコインの処理速度(ブロック容量)の32倍とスピードで大きく差をつけ人気トップ5をキープしています。
今後もブロックサイズをアップグレードすることを目指しており、今後も注目すべき通貨となるでしょう。
決済方法
全ての仮想通貨に共通していることですが決済時はビットフライヤー、GMOコイン、コインチェックなど仮想通貨取引所口座が必要です。入出近時は仮想通貨ウォレット通しての決済となります。
入出金方法
ここでは仮想通貨の入出金方法について紹介します。基本的な仮想通貨での入金・出金は下記にまとめました。カジノにより入金・出金の最高金額が異なるため遊んでいるカジノにお問い合わせください。
現状ビットコインキャッシュは比較的新たな通貨でもあるため、ビットコインキャッシュ対応していない、もしくは対応していても日本語サポートがないケースもあります。
現状でおすすめのカジノはビットスターズです。豊富な仮想通貨の種類があり、手数料は無料です。
入金:入金制限なし、最低入金額0.001BCH
出金:最高出金額20BCH(約51万円、20年7月現在)、最低出金額は0.001BCHです。
入出金と手数料 | 反映時間と金額 |
入金反映時間 | 即座ー10分 |
出金反映時間 | 即座ー10分(遅くても1時間以内) |
手数料 | 0円 |
ビットコインキャッシュ対応のおすすめカジノ
ビットコインキャッシュの
メリット・デメリット
✔メリット:
ービットコインの兄弟
ー手数料はなし(仮想通貨取引所からの手数料はチェック)
ー本人確認の必要なし(のところが多い)
✕デメリット:
ー価格が大きく変動(仮想通貨共通)
ー仮想通貨取引所口座の解説が別途必要
ービットコインキャッシュ対応のカジノが少ない
まとめ
一世を風靡したビットコインの兄弟通貨「ビットコインキャッシュ」。ビットコインの弱点であった決済処理の遅延を改善し、よりスピーディーな決済を可能にしました。また手数料も安くなったことで利便性の面で他にはない仮想通貨となりました。これからビットコインキャッシュの時代がくることも大いに期待できそうです。
よくある質問 (FAQ)
監修: 沢田飛稀
コンテンツライター