バカラでマーチンゲール法の連敗確率と期待値を徹底検証

オンラインカジノでバカラにマーチンゲール法を応用した際の連敗確率や期待値、収益性などを検証していきます。

理論上は100%勝てるマーチンゲール法ですが、バカラのルールやテーブル環境から大きな損失を被るリスクがあり、実践のカジノで効果を検証しようとするプレイヤーは少ないかと思います。

ぜひやり方を理解して、あなたの戦術に活かしてみて下さい。

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マーチンゲール法とは

マーチンゲール法とは

バカラでマーチンゲールの効果を検証する前に、カジノ必勝法で最も有名な「マーチンゲール法」の概要を説明します。

マーチンゲール法とは勝率約2倍のカジノゲームに使える必勝法で、負けると次のゲームでは賭け金を2倍にして、勝つまで繰り返します。そうすることで何回負けて1勝すれば全ての損失を取り戻した上に、1単位(初回ゲームのベット額)の利益を常に確保することができます。

理論上100%勝てる必勝法ですが、カジノにはテーブルリミット(上限ベット額)があるため無限に賭け続けることはできません。

マーチンゲール法の詳細については「マーチンゲール法の基礎と実践方法を詳しく解説」にまとめていますので、こちらを参考にしてください。

マーチンゲール法の連敗確率

マーチンゲール法は連敗が続くと損失が大きく拡大しますので、予め連敗確率を知って損失のリスクを考えておくことが大切です。

以下はマーチンゲール法の連敗確率と損失額です。

ゲーム数賭け金(単位)勝敗結果累計損失(単位)出現確率
1回目1×-150.00%
2回目2×-325.00%
3回目4×-712.50%
4回目8×-156.25%
5回目16×-313.12%
6回目32×-631.56%
7回目64×-1270.78%
8回目128×-2550.39%
9回目256×-5110.19%
10回目512×-1,0230.097%
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上表から分かるように1単位100円で初回ゲームを始めて5連敗すると3,100円、10連敗すると10万円を超えることになります。マーチンゲール法を使用する際には、これらの確率と損失額から損切りラインを明確に決めておきましょう

バカラでマーチンゲール法を効果的に使うポイント

バカラでマーチンゲール法を使用する際には、バカラの性質とマーチンゲール法の欠点を理解して効果的に活用しましょう。

適当にマーチンゲール法を使っても資金リスクやマーチンゲール法の効果を半減させてしまいます。

以下では、バカラでマーチンゲール法を効果的に使う3つのポイントをご紹介します。

バカラの勝率を高める

マーチンゲール法は連敗が続くと損失が膨れ上がるので、各バカラゲームの勝率を高めることで大きな損失を被るリスクを減らせます

バカラゲームはジョーカーを除く52枚のトランプが6デッキ、又は8デッキ使用されて、1度使われたカードはデッキに戻さず、ディスカードホルダーに捨てられます。

従って、理論勝率50%のバカラと言えど、シューのカードデッキには偏りが発生しているので必ず連敗することあれば、連勝することもありますので、少しでもバカラの勝率を上げることが大切です。

バカラの各ゲームで勝率を上げる方法は、バカラの波を読むことです。プレイヤー、又はバンカーの結果が続く時にはシューのカードに偏りが発生しています。バカラの波を読むことでバカラの勝率は確実に向上します。

バカラの罫線については「バカラの罫線とは何か?正しい見方と戦略的な活用方法を徹底解説」の記事に分かりやすくまとめております。

「プレイヤー(PLAYER)」ベットを徹底する

前項でバカラの罫線を読んでゲームの勝率を高める重要性を説明しましたが、「プレイヤー勝利の偏り」を罫線で判断します。

バカラではプレイヤーの勝率は44.62%、バンカーの勝利は45.86%となっておりますが、バンカー勝利の配当にはコミッション5%が徴収されます。これによりプレイヤー勝利の配当は2倍、バンカー勝利の配当は1.95倍になりますので、プレイヤー勝利にベットして配当を受けたほうが多く払い戻されます

確かにバンカーの勝率は約1.2%高くなっていますが、ランダムプレイした時に勝率であり、罫線の読み方が分かれば、無視できる誤差です。

更にマーチンゲール法を使い、配当2倍以下のバンカー勝利で回収しようと思うと、いずれ「1勝したのに損失が回収できていない」ということが起きてきて、本来のマーチンゲール法の効果を享受することができません。

バカラでマーチンゲール法を使用する際には「プレイヤー」ベットを徹底しましょう。

テーブルリミットを確認する

マーチンゲール法は理論上100%勝てるカジノ必勝法ですが、バカラにはテーブルリミット(上限ベット額)が定められているので、負け続けるとマーチンゲール法を中止せざるを得なくなります

そのためバカラでマーチンゲール法を使って稼ぐ目的であれば、必ずテーブルリミットの高いバカラを選びましょう。バカラのテーブルリミットが高いほど、マーチンゲール法の勝率は理論勝率に近づきます。

バカラのテーブルリミットが高いカジノTop3を以下にご紹介します。どのカジノも上限ベット額500万円を超えております。

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バカラでマーチンゲール法の効果を検証

ここではバカラにマーチンゲール法を応用した時の最大連敗数や勝率、期待値などの重要な指標を実際に検証していきます。

本検証では実際にウィリアムヒルカジノで使われているビデオバカラを使って100ゲームの結果をもとにマーチンゲール法の各指標を考察します。

検証にあたり以下のように条件を定めます。

検証ゲーム バカラ
テーブルリミット €100
バカラの賭け方 プレイヤー(PLAYER)
アカウント開始残高 €1,000
1単位の賭け金 €1
検証終了の条件 [100ゲーム到達] OR [テーブルリミット到達]
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以下、実際に検証している動画をご紹介します。

バカラ×マーチンゲール法の検証結果

バカラでマーチンゲール法を使用した際の主要な指標を以下にまとめます。

プレイ時間27分23秒
検証終了理由100ゲーム到達
収支結果+€49 (最終アカウント残高:€1,049)
勝敗数49勝11分40敗
最大連敗数6連敗
瞬間最大利益+€49
瞬間最大損失-€28
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各ゲームの勝敗結果は以下の表にとおりです。

バカラとマーチンゲール法の検証結果

バカラ×マーチンゲール法の考察

バカラにマーチンゲール法を使てプレイした本検証では、30分以内に軍資金が€49増加しているので、効果はあったと言えます。

また本検証のプレイヤー勝率は49.00%で理論勝率44.62%より4.5%程高くなりました。動画を見て頂くと分かるように途中何ゲームか賭けることなく見送った場面がありましたが、それはゲームの流れでバンカー側が勝ちそうな時です。このようにゲームの流れを読むことで勝率を改善することができます。

ライブバカラで遊ぶ時には罫線がありますので、よりゲームの流れを正確に読むことができます。

次に、本検証の最大連敗数は6連敗で理論確率は1.56%。100ゲームをプレイすると1.56回の確率で出現することになりますので、おおよそ理論値と同様の結果になりました。

ちなみに7連敗の確率は0.78%となり1%を下回るので100回のプレイ回数では出現しない確率が高く、本検証でも出現しませんでした。

これよりバカラでマーチンゲール法を使用した際の実質確率と理論確率の誤差は少ないことが分かります。

但し、30分弱プレイして資金の増加率が約5%なので、マーチンゲール法は大金を稼ぎたいプレイヤーには向かない必勝法と言えます。

一方で資金は確実に増えていくので損失を取り戻す目的で使用する際には有効的と言えます。

マーチンゲール法では「損切り」を徹底

バカでマーチンゲール法を使用する際には必ず「損切りラインとルール」を明確にしておきましょう。

損切りとは、今以上の損失拡大を防ぐために現在の損を確定させることを言いますが、オンラインカジノだけでなく、株式投資やFXにも日常的に用いられる手法です。

ギャンブルも投資も感情が働くことで「損を取り返す!」や「もっともっとも利益を出す!」のようなマイナス思考(コンコルド効果)が働き、多くのケースで失敗します。

ですのでギャンブルでも「利益確定」と「損切り」のラインを徹底することでしか定期的に稼ぎ続けることは不可能です。

特にバカラは無意識に大金を使ってしまいやすいゲームであり、マーチンゲール法は損失の拡大リスクがあるため「損切り」を徹底することが非常に大切です。

損切りで得られる効果

損切りで得られる効果は単に現状の損失拡大を防止するだけではありません。

特にバカラでマーチンゲール法を使用していると、連敗が続くたびにメンタルが疲れていきます。そして正常な判断ができなくなってきます

その原因は軍資金に占める損失額の割合が大きくなるからです。

仮に100万円の軍資金があれば損失額1万円から3万円になったところで判断力が鈍ることもありません。バカラのマーチンゲール法で「損切り」をすることは、利益を最大化するための重要な戦略の一つとなります。

「利益=勝った金額-負けた金額」であることを常に意識して利益を最大する条件は「負けた金額」を最小化すること理解しましょう。

バカラのマーチンゲール法から得られる損切りの効果を以下3つにまとめます。

  • 損失の拡大を止めることができる
  • 正常な判断力を保つことができる
  • 利益の最大化につながる

損切りのルール

バカラだけでなくマーチンゲール法を使う時には以下のルールで損切りラインを明確化します。

【手順1】マーチンゲール法の最大予算を決める

【手順2】連敗時のシミュレーションを実施する

【手順3】具体的な最大連敗回数を決める

ここで決めた最大連敗数に達した時点でマーチンゲール法を使用を止めて損切りを決行します。

「手順1」の予算を決める際、他のゲームでも遊ぶ場合には余裕を持って設定しましょう。

バカラとマーチンゲール法の検証まとめ

バカラでマーチンゲール法を使った際のメリットやデメリットはお分かり頂けたでしょうか。

マーチンゲール法の特徴は「1回の勝利で過去の損失分を一度に取り戻せる」こと。つまり負けている時に損失分を一旦回収したい時に最適なカジノ必勝法です。

バカラで稼ぐために用意した軍資金が50,000円前後とします。

仮に1単位100円でマーチンゲール法を使用した際に8連敗すると累計損失は25,500円、9戦目の賭け金は25,600円になり、この辺りが軍資金50,000円のラインになってきます。

9連敗する確率はわずか0.19%ですので約500回に1回程度の割合となります。

言い換えると50,000円程度の軍資金があれば98.1%の確率で少額の利益を積み重ねることができるので、損失を着実に回収する戦略として最適です。

但し、バカラでは損失が膨れる前にマーチンゲール法で回収して仕切り直しましょう。大きな損失が出ると回収に多くの試行回数が発生して9連敗以上してしまう確率も高まります。

このようにバカラでマーチンゲール法を有効活用するためには、マーチンゲール法の特性を理解した上で適切な使い方をする必要があります。

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リンダ 沙代子

リンダ 沙代子

コンテンツライター

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得意分野はスロットレビュー!常に正確に、そして伝わりやすく書くことを使命とし、初心者の方が少しでもオンラインカジノに対する不安を解消できればという想いで日々リサーチや企画、執筆活動に取り組んでいます。
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監修: 和希愛

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