オンラインカジノのライブルーレットで連敗した時や、同じ結果が連続するときなど、ディーラーのイカサマを疑った経験はあるのではないでしょうか。

ルーレットは、ディーラーが回転する円盤に球を投げ込むことから、様々なイカサマ手法が存在します。ただ、ライブカジノでは衛星カメラを用いてリアルタイムでディーラーとルーレットを楽しむため、目立つイカサマはできません。では、ライブルーレットでディーラーがイカサマできるとしたら、どのような手法があるのでしょうか。

本記事では、ルーレットの代表的なイカサマや、現在のイカサマ事情、イカサマ被害に合わないための防止対策を解説します。

ルーレットの代表的なイカサマ手法

ルーレット

ルーレットでイカサマが行われていると仮定した場合、真っ先に疑われるのがディーラーです。

カジノもビジネスの1つなので、ユーザーばかりが勝っていては運営が成り立ちません。そのため、イカサマをして利益を出していると考えることもできます。

では実際に、ルーレットではどのようなイカサマの手法が用意されているのでしょうか?

ルーレットの詳しいルールは「ルーレットの基本ルールと初心者でも使える必勝法を徹底解説」をご覧ください。

ディーラーが狙って特定の位置に球を落とす

昔からルーレットで行われているイカサマとして有名なのが、ディーラーが狙ったところに球を落とすという方法です。

昔の話ですが、ディーラーは狙った場所に球を入れることができるようになって一人前だと言われていました。そのため、プレイヤーとディーラーが手を組んで賞金を山分けしたという話もあるようです。

また、ディーラーはすでにユーザーが賭けている状態を見て球を落とすことができるので、できるだけルーレットでの利益を大きくできる場所に落とすことも可能だと考えられます。

磁気を使って特定の位置に球を落とす

ディーラーが球の動きをコントロールする以外にも、事前にルーレット盤自体に仕掛けが施されており、どこにボールを落とすのかをコントロールしていたという意見もあります。その場合に使われていたのが、ルーレットの下に磁石のような装置が取り付けられており、ボタンで操作できる仕組みです。

磁石を使うことによって、その場所に引き寄せたり遠ざけたりすることができますが、球が異常な動き方をすることもあるので、ユーザーにバレやすい方法だと言われています。

球を振動させて落とす位置を調整する

ディーラーやルーレット盤以外に、球の中に細工をするというケースもありました。この場合、球の中に振動する装置を入れておき、ボタンで操作できる仕組みにしておくというものを使います。そうすることで、ディーラーに不本意な場所に球が入りそうになっている時には、振動によって球が飛び出す仕組みになるのです。

ただ、この方法もルーレット盤と同じように、球が不自然な形で飛び出してしまうので、ユーザーから不自然さを疑われてしまうことがあったようです。

現在はルーレットのイカサマができない理由

ルーレットとディーラーとプレイヤー

先ほどご紹介したように、現在のようにカジノが普及する前にはディーラーが自由にイカサマをすることができる環境が整っていました。しかし、イカサマが行われていると噂になると、そのカジノには人が集まらなくなってしまうので、カジノ運営側にとってもメリットがない状態となります。

そのため、カジノ側もイカサマが疑われることがないように、さまざまな対策を講じてきており、イカサマができなくなっています。

そこでここからは、ルーレットでイカサマができない理由について詳しく見ていきましょう。

ディーラーが球を狙えなくなった理由

昔はディーラーが自分の狙った所に球を落とすことができると言われていましたが、現在はディーラーが狙うことができなくなっています。

その理由は、ルーレット盤の構造によるものです。

昔に比べてポケットとポケットの仕切りの高さが低くなっているので、ボールが少しはねるだけでポケットが移動しやすい構造になっています。また、近年カジノ運営側は、ディーラーがボールを投げる時にホイールに視線を向けないことをディーラーに徹底させています。

この2つの理由により、ディーラーが球を狙ってイカサマをできない状況となっているようです。

磁気や球の振動はバレるリスクが高い

ディーラーが球をコントロールする以外にも、ボールやルーレット盤に細工をすることによってイカサマを行う方法もあります。

実際にカジノの歴史の中でこのようなイカサマが行われたという事実もありますが、現在は実施されていないと言われています。やはり磁力を使って球をコントロールしようとすると、ボールが不自然な動きをするのでイカサマだとバレてしまう可能性が高いのです。もしもイカサマがバレてしまった場合、そのカジノからユーザーが離れてしまうだけではなく、現在取得しているライセンスが取り消されてしまうこともあるようです。

そのリスクを避けるためにも、リスクの高いイカサマを行うカジノはほとんどありません。

配当を誤魔化すイカサマは不可能

カジノチップと人

カジノの中には、当たりハズレを操作するイカサマ以外にも、配当を誤魔化す方法が行われているのではないかと疑う方もいるでしょう。

ルーレットは複数の異なる配当のベットができる仕組みとなっているので、すぐに配当を計算するのは難しい環境となっています。そのため、これを利用できると思う方もいるようですが、実際には不可能だと考えられています。

ではここからは、配当を誤魔化すイカサマができない理由について見ていきましょう。

ランドカジノは2名体制でチェック

ランドカジノでは、必ず1つのテーブルに2人のディーラーを置くのが一般的となっています。

この2人は業務を分担しており、1人はゲームの進行を行ってもう1人が賭けの管理や配当の分配を行います。このように2人で担当することによって、イカサマ対策をしているのです。

ただ、ディーラーが計算ミスをしてしまう可能性は残っているので、心配な方は念のため自分でも計算するようにしておくといいでしょう。

ライブルーレットは自動計算

ランドカジノではディーラーが計算をしていますが、オンラインカジノのライブルーレットではシステムによって自動で配当が計算されます。1つ1つの処理がすべて記録されているので、問題なく計算してもらえるので安心です。

自分でわざわざ計算しなくてもいいのも、メリットの1つと言えるでしょう。

ライブルーレットのイカサマを防止対策

オンラインカジノで騙し合う二人

基本的には、オンラインカジノの多くがルーレットのイカサマ対策を行っており、実施できない環境となっています。しかし、ライブルーレットは実際にその場所で見ることができるわけではないので、不安に思う方もいるでしょう。

そこでここからは、ライブルーレットのイカサマが不安な方に、防止するための対策方法についてご紹介していきます。

ディーラーが球を投げる時の目線を確認

ディーラーが球を狙ったところに落とすイカサマを行おうとした場合、そのスポットに目を向けていたり、イカサマ装置のボタンをこまめにチェックしている可能性もあります。

そのため、ディーラーの視線を確認することも重要です。最近は、ディーラーもお客様から疑惑の目をかけられないように、ホイールをみないように意識しているようです。ある程度経験のあるディーラーであれば、ホイールを見ずにボールを投げることは十分可能です。ただ、この状態だと自分が狙いたい場所に落とすことは難しいと言えます。

そのため、イカサマの不安がある場合には、ディーラーの目線に注目しておきましょう。

球が落ちる瞬間の動きを観察

球やルーレット盤に仕掛けを行うイカサマは、ユーザーからバレやすいので最近は利用されなくなっています。しかし、徐々にイカサマの技術は進歩しており、球が自ら動くことができるようになっているものもあると言われています。このようなイカサマの場合、球が落ちる瞬間の動きを観察して不自然な動きをした場合、イカサマが行われている可能性があります。

そのため、玉が落ちる瞬間は必ず見ておくようにしましょう。

イカサマのないオンラインカジノの選び方

近年、オンラインカジノの人気が高くなっており、さまざまなカジノで遊ぶ方が増えてきています。しかし、提供業者がたくさん用意されている分、どこを使ったらいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。もちろん魅力的なサービスがあることも重要ですが、イカサマなどの不正がない安心な環境で遊べるところを探したいですよね。

そこでここからは、イカサマのないオンラインカジノの選び方について見ていきましょう。

海外の運営ライセンスを保有

オンラインカジノを運営する際には、国が発行しているライセンスを取得する必要があります。

オンラインカジノの「ライセンス」とは、その国でのオンラインカジノの運営を許可するものとなります。ライセンスを保有し続けるためには、国ごとに決められた条件を満たした上でライセンス料を支払う必要があります。そのため、ライセンスを保有していることで一定の信用度があると判断することができるでしょう。

他社のソフトウェアを使用

オンラインカジノの多くは、自社でゲームを提供しているわけではなく、他社と提携してソフトウェアを提供しています。つまり、オンラインカジノの運営会社がどれだけイカサマをして利益を出したいと考えたとしても、ソフトウェアの管理を行うことはできないので自由にイカサマをすることはできないのです。

より信頼度の高いソフトウェア会社と提携していれば、イカサマの可能性はほとんどないでしょう。

運営会社の社会的信用

オンラインカジノを運営している企業の大半は、大手の企業となっています。元々社会的信用の高い企業の場合、イカサマで収益を獲得するよりも、イカサマによって信頼度を失うことの方がリスクが高いと言えます。

そのことを考えると、社会的信用が高い企業が運営しているオンラインカジノであれば、イカサマが行われるリスクはほとんどないと考えられます。

ルーレットのイカサマまとめ

いかがでしたか?昔はルーレットでさまざまなイカサマが行われていました。しかし、現在はカジノ運営側がユーザーの信頼を獲得するためにさまざまな対策を講じており、イカサマができない環境になっています。

より信頼できる環境のオンラインカジノを選べば、より安心して遊ぶことができるでしょう。

定家真理央

定家真理央

コンテンツライター

197 Articles
世界各地でテーブルゲームをプレイしてきた経験を活かして、常にプレイヤー目線のコンテンツを提供しています。オンカジの良さや登録が簡単であること、そしてランドカジノよりオンカジの方が勝ちやすいことへの周知を広げるべく日々邁進しています。
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事実検証: 和希愛

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編集長

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