近年「バカラ賭博」という言葉をメディアの報道で聞くたびに、「違法」や「危ない」といった印象を受ける人も多いのではないでしょか。

確かにバカラ賭博は違法性を問われる出来事として話題になることが多いですが、そもそも「バカラ賭博」は必ずしも違法になるわけではありません。むしろ安全にバカラ賭博を楽しむ方法もあります。バカラ自体はカジノの王様という異名を持つほど世界では人気ゲームで、イギリスを始めとしたヨーロッパ諸国では「紳士の遊び」とも比喩されます。

そこで本記事では、バカラ賭博の違法性や過去のメディア報道事例、そして合法的にバカラ賭博を楽しむ方法を解説します。

バカラ賭博とは

バカラ賭博

バカラは、『バンカー』と『プレイヤー』という仮想の2役にカードを配り、どちらが勝つかを予想するゲーム。カードを配るのも開くのも、ディーラーが行う為、チップを賭けるだけのシンプルなルールなので、初心者でもプレイしやすいゲームとして人気。

そしてこのバカラでプレイする際にお金を賭けて行うことを「バカラ賭博」といいますが、日本国内で「バカラ賭博」をすることは違法となるのです。

まずはバカラ賭博の歴史からご紹介致します。

バカラのルールは「バカラとは | 初心者向けにルールと勝つ方法を簡単に解説」をご覧ください。

バカラ賭博の歴史

バカラの起源はイタリアで、その後イギリス・フランスに伝わっていったと言われています。

各国の貴族が熱中して遊んでいたことから「キング・オブ・ゲーム」とも呼ばれているとも呼ばれています。ゲームの人気は、1953年にIan Flemingが発表した初のジェームス・ボンド小説『カジノ・ロワイヤル』で一気に高まりました。

現代版バカラの最初の公式ルールは、15世紀のイタリアでFelix Falguiereという男性が考案しました。カードの大部分が0点であるという事から、Falguiereはゲームをイタリア語でゼロの意味を持つ「バカラ」と命名。その後バカラがフランスで人気を集めるようになると、フランス語つづりの「Baccara」tが世界中で広く使われるようになったのです。

バカラはどの国でも貴族や大富豪から広まった過去があり、そして現在でもカジノで「ハイローラー」が楽しむゲームの代表的存在に。オンラインギャンブルやカジノが普及してきた事によって、ここ数十年の間にさらに人気が高まっています。

バカラ賭博が違法になる理由

バカラ賭博の法律

なぜバカラ賭博が違法になるかというと、日本では賭博行為そのものが刑法第185条・186条で禁止されているからです。

  • 『刑法第185条:賭博をした者は50万円以下の罰金又は科料に処する』
  • 『刑法第186条:常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する』

このように禁止されている理由は、賭博によって国民の労働による健全な経済活動が妨げられる危険性があるから。これらの刑法に相当する行為は「単純賭博罪」や「常習賭博罪」と呼ばれており、日本国内での賭博行為が違法であることを示しています。

ただし、特例として日本の公営ギャンブルとして認めらている「競馬・競輪・競艇」などは違法とはなりません。これらの特別に許可されているギャンブルは公的機関が運営し、収益は公共の利益のために還元されるためです。

また、パチンコやパチスロはお店で直接き「現金又は有価証券を賞品として提供」しない「3店方式」を使っているので法的に賭博には該当せず、風営法に沿って運営されているので違法とはなりません。

バカラなどのカジノでのギャンブルに限らず日本では賭博行為そのものが禁止なため、例えジャンケンでお金を賭けただけであっても実際は違法となるのです。

パチスロの法律は「パチスロは合法!?賭博罪に該当しない法律のカラクリを簡単解説」に詳しいまとめています。

バカラ賭博のメディア報道事例

バカラ賭博の報道

実際に国内のバカラ賭博で摘発されたメディア報道事例をご紹介します。

日本国内でバカラ賭博を行っていた違法カジノ店が摘発されるなどの事件は、過去に複数回発生しています。

店の責任者やその店に出入りし賭博に関与していた客などは「賭博開帳図利」などの容疑で現行犯逮捕され、店の従業員などの関係者も書類送検されるに至っているのです。

違法な裏(闇)カジノについては「裏カジノ (闇カジノ)とは | 遊び方や場所、摘発リスクを解説」にまとめています。

名古屋の闇カジノ摘発【2020年】

1つ目の事例は名古屋の闇カジノ摘。2020年5月に愛知県名古屋市の繁華街のビルの一室でカジノ賭博店を経営し、バカラ賭博をさせたとして店舗関係者と客らの23人が逮捕されました。店舗関係者には賭博場開帳図利罪、客には単純賭博罪が適用されました。

バカラ台4台と現金約700万円を押収され、店舗関係者には客から「手数料」として金銭を徴収したという疑いを持たれています。

大阪の闇カジノ摘発【2017年】

2つ目は大阪の闇カジノ摘発。押収された金額が2億2000万円と莫大だった事から話題となりました。

2017年6月、大阪心斎橋筋の雑居ビルでカジノ賭博店を経営し、一度に50人が摘発される事件となりました。このカジノ店は大阪心斎橋筋の雑居ビル4階でしたが、エレベーターはその階に止まらない構造。口コミのみで集客し、店員の案内によって入店できるという巧妙なシステムで摘発を逃れていたケースなのです。

このカジノ店や関係先から現金約2億2000万円、実質経営者と見られる稲葉裕輔容疑者のマンションから現金1億円が押収されています。これは府内の違法カジノ事件では過去10年で最高額ということ。関係者には賭博場開帳図利罪、客には単純賭博罪が適用され、逮捕者数が多いことと押収された金額が莫大だったことで知られています。

またさらなる捜査で判明した事は、このカジノ店が指定暴力団・山口組系『大原組』の資金源として、大阪・ミナミ繁華街で約20年もの間移転しながら運営されていたということでした。

大王製紙前会長のバカラで大損【2012年】

3つ目は「バカラの帝王」の異名を持つに至った大王製紙前会長の井川意高氏はバカラで大損をして逮捕された事例です。

井川氏はエリエールのブランドでよく知られている大王製紙の会長という立場にありながらギャンブルにどハマりしました。

派手な遊び好きであったためか、カジノにハマりシンガポール、マカオのカジノでギャンブルに興じるように。数千万円を1回のゲームにベットするハイローラーでしたが、いつしか井川氏は負けた金額を取り戻そうとマックスベットを繰り返すようになりました。

その結果負債はあっという間に大きくなり、100億円以上の損失を出してしまうのです。損失は膨らみ、それを取り戻そうとさらに損失を重ね、結果的に犯罪に手を染めることに…

大王製紙の連結子会社7社から、個人的な借り入れを行っていたのですがその額は約60億円にも及び、そのほとんどが子会社の取締役会の決議や貸借契約書の作成などなく借り入れられたのです。

結局約1年半の間に8社以上の連結子会社から、106億円もの不正な借り入れを行い、貸し付けは、返済もなされないためこれらの事実は明るみに出ることになります。

井川氏は2011年11月22日会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕され、4年の実刑を受けることになり会長職を辞任。その後大王製紙は刑事告訴、東京地方検察庁が特別背任容疑で捜査に着手。

2011年11月21日に子会社7社から合計85億8,000万円を不正に借り入れたとして告発されました。

バカラ賭博を合法的に楽しむ方法

ではバカラ賭博は合法的に楽しめないのか?というと、もちろんそうではありません。

日本では金銭をかけてしまうと賭博行為になってしまうので、違法に当たらないためには「海外のランドカジノ」もしくは「オンラインカジノ」にてプレイすればいいのです。

海外のランドカジノに行く

ランドカジノ

海外のランドカジノに行くということはその国で許可されている賭博を現地で行うという事なので、違法とはなりません。

賭博法は日本国内でギャンブル行為を行うことが禁止とされているので、例えばラスベガスに行ってカジノなどのギャンブルゲームで遊んでもラスベガスの位置するアメリカでは違法ではないため逮捕されませんし、有名人が海外のカジノで遊んだ話をテレビで聞くこともありますが逮捕されたなんて話は聞きませんよね。

要するに日本にある賭博法には影響しない範囲となるからなのです。

海外運営のオンラインカジノに登録する

ベラジョンカジノ

次にオンラインカジノですが、海外運用のオンラインカジノでプレイすることは、日本の賭博法が影響しない範囲だと考えることができます。

オンラインカジノ自体は「賭博をする場を提供している」ことから賭博罪に該当しそうなものですが、拠点が海外にあることで日本国内の法律を適用することができなくなってしまっています。日本の法令が「法の適用は自国領域内まで」とする『属地主義』を原則としていることが理由となっており、「オンラインカジノ」は合法とも違法とも言える法的根拠がないことから現在は「グレーゾーン」という立場にあります。

中でもライブ配信で本場のカジノディーラーと勝負ができる「ライブカジノ」は、バカラで遊べる上に臨場感もあり、人気を集めています。

以下は日本国内のユーザー数が多いオンラインカジノの例です。

財物以外を賭けたバカラ賭博

財物以外を賭けたバカラ賭博はどうなるのでしょうか。「一時の娯楽に供する物」を掛けて遊んでも違法性はありません。ただ、「一時の娯楽に供する物」を越える範囲で賭博行為を行えば賭博罪が成立します。

賭博罪に該当する可能性がある例としては、下記の様なものが対象となります。

  • 賭け麻雀
  • 賭けゴルフ
  • 野球賭博
  • 賭け花札
  • 裏スロット

「一時の娯楽に供する物」と思って罪の意識なく、賭け麻雀や賭け花札などを行ったことがある人も少なくはないと思います。しかしこれらは賭博罪が成立する可能性が高いですので、金額が大きくなるような場合では、発覚し逮捕に至る可能性も大きくなるでしょう。その事を把握し、気をつけなければなりません。

バカラ賭博のまとめ

本記事ではバカラ賭博は違法なのかという事についてバカラ賭博の歴史や違法になる理由、過去の摘発事例や合法的に楽しむ方法について紹介してきました。

バカラを国内でお金を賭けてプレーする事は賭博法を刑法で定められている以上違法行為にあったってしまうため、合法のもとでプレーをする様にしましょう。

こちらの記事を参考に過去の摘発事例なども交え、何をしたらいけないのか?という事を知ってバカラを楽しんで下さいね。

和希愛

和希愛

編集長

639 Articles
グローバルな生い立ちをもつ和希愛は、語学力や持ち前のインターナショナルな感性をフル活用。編集長としてオンラインカジノに関する最新情報を日々研究し、プレイヤーの皆さんにとって有益な情報を提供できるよう、CasinoTopsOnline Japanチームを導いています。
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事実検証: 定家真理央

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Experienced コンテンツライター

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