近年日本では、若者のギャンブル離れが話題となりますが、どの世代のギャンブル人口が最も多いのでしょうか。また、欧米諸国のなかには、ギャンブルを合法化している国も多く、民間企業による賭博サービスも展開されています。日本では圧倒的に公営ギャンブルを楽しむ人口が多く、海外ではカジノやブックメーカーなど、ユニークなギャンブルに溢れていることから、日本のギャンブル人口が世界最大ということについて懐疑的に思う人も多いでしょう。

そこで本記事では、世界と日本のギャンブル人口や年代別、種目別の人口を解説します。

ギャンブル人口とは

日本は昔からギャンブル大国と言われており、さまざまな形のギャンブルを楽しむことができます。

そのため、ギャンブルを一度は行ったことがあるという方は多いのではないでしょうか?ギャンブルを行う方の中には、一度行ってやめたという方もいれば、継続的に通ってハマっているという方もいるでしょう。

中には、ギャンブル依存症となっており、ギャンブルなしの生活を送れないという方もいるようです。実際に2017年に久里浜医療センターが行った研究によると、日本は諸外国に比べてギャンブル依存者の人数が多いということが分かっています。ではこのようなばらつきがある中で、ギャンブル人口とはどのように仮定すればいいのでしょうか?

公益財団法人「日本生産性本部」が毎年行っている「レジャー白書」を見てみると、ギャンブル人口は「過去12ヵ月間に一度以上、該当するギャンブルで遊んだことがある方」という風に設定されています。

ただ、一時的にギャンブルをやめていただけで、その前は依存していたという方もいるでしょう。

そこで今回は、一度でもそのギャンブルを行ったことがある方の総計をギャンブル人口と仮定して、さまざまなギャンブルの人口を比較していきましょう。

世界のギャンブル人口ランキング

世界のギャンブル人口率について調べてみましたが、人数について明確に出されているデータはありませんでした。

そのため、ここからは年間の国別のギャンブルの損失額を人口で割った数値について見ていきましょう。このデータは1人あたりの損失額が出されているということになり、金額が高ければ高いほどギャンブルにハマっている方が多いということが分かります。

NO国名1人当たりの損失額
1オーストラリア約11万円
2シンガポール約7万3000円
3アイルランド約5万6千円
4フィンランド約5万1千円
5アメリカ約5万円
6ニュージーランド約4万8千円
7カナダ約4万6千円
8ノルウェー約4万3千円
9イタリア約4万1千円
10イギリス約3万5千円
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このように、最も1人あたりの損失額が大きいのは、オーストラリアということが分かりました。

1人あたりの損失額が11万円となっていますが、国民全員が取り組んでいるわけではないので、たくさんの方がギャンブルを行っていると仮定することができます。オーストラリアは1980年代にカジノの規制が緩くなっており、ギャンブル好きが集まる国となっています。その上、人口自体もかなり少ないので、ギャンブルが普及しやすい環境になっていると言えるでしょう。

次に続くシンガポールも損失額がかなり大きくなっています。ギャンブル大国として知られていますが、近年法的賭博の選択肢の範囲を制限しているので、少し少なくなって2位になったことが予想されます。

日本はこのランキングには入っていませんが、国別の損失額を見てみるとアメリカ・中国に続いて3位、年間の損失額は2.7兆円となっています。人口が多い2か国に続いて損失額が大きいことから、ギャンブル人口自体は世界的に見ると少ないけれども、ギャンブルに依存して大きな金額を使う方が多いということが分かるでしょう。

このようなことから、日本はギャンブル大国と言われていたことが予想されます。

日本の年代別ギャンブル人口

では次に、日本国内の年齢別ギャンブル人口について見ていきましょう。

日本では、ギャンブルができる年齢が法律で定められています。その規制は、パチンコ・パチスロ・オンラインカジノが18歳以上、スポーツくじが19歳以上、競馬や競輪・競艇・オートレースなどの公営ギャンブルが20歳からとなっています。反対に、年齢に関係なく取り組むことができるのが宝くじです。そのため、今回は18歳以上のギャンブル人口について年齢別に見ていきましょう。

今回使用するのは、令和2年に大阪府こころの健康総合センターが実施した「ギャンブル等と健康に関する調査」です。

18歳以上の方を無作為に5000人抽出してアンケート調査を行っています。

年齢ギャンブル経験有過去1年以内のギャンブル経験
18~19歳12.0%8.0%
20~29歳51.7%23.8%
30~39歳72.1%34.3%
40~49歳83.5%39.7%
50~59歳82.7%43.2%
60~69歳77.3%36.3%
70~79歳63.3%22.7%
80歳以上51.1%20.2%
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まず全体の数値を見てみると、5000人中71%がギャンブル経験あり、32.7%が1年以内にギャンブルを行っていることが分かります。

このことから、男女共にかなり多くの方がギャンブル経験があり、継続的に行っているということができるでしょう。

年齢別に比較してみると、生涯のギャンブル経験が最も多いのは40代となっています。ただ、30~60代はかなり高い数値になっており、多くの方が30代以降にギャンブルにチャレンジしていることが分かります。

過去1年のギャンブル経験について年齢別に見てみると、最も高いのは50代となっています。全体を比較してみても、やはり30~60代は高くなっている傾向があります。ある程度資金にも余裕ができて、社会的にも責任が重くなる世代がギャンブルを楽しんでいると予想することができるでしょう。

日本のギャンブル種目別人口

日本には、さまざまなギャンブルが用意されています。そこでここからは、ギャンブル種目別の人口を比較して、日本で人気の高いギャンブルについて見ていきましょう。

今回は、令和3年8月に久里浜医療センターによって発表された「ギャンブル障害およびギャンブル関連問題の実態調査」からチェックしていきます。

調査対象者は、全国の市区町村300地点に住む18歳以上75歳未満から、無作為に抽出した17955人となっています。

種類ギャンブル経験有過去1年以内のギャンブル経験
パチンコ50.3%16.4%
パチスロ22.7%23.5%
競馬29.4%17.0%
競輪5.5%9.0%
競艇7.8%14.4%
オートレース2.4%9.4%
宝くじ63.7%36.5%
サッカーくじ9.9%33.5%
FX8.1%41.8%
海外カジノ7.2%3.4%
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生涯のギャンブル経験が多いのは、宝くじ・パチンコ・競馬という順になりました。どれもよく知られているギャンブルなので、誰でも取り組みやすい環境になっていることがギャンブルへのハードルを下げているのではないかと考えられます。

過去1年以内に継続して行われているギャンブルの種類を見てみると、FX・宝くじ・サッカーくじが多いことが分かります。

カジノやパチンコは実際に足を運んで行う必要がありますが、上記の3つは自宅で気軽に行いやすいので、ハマってしまう方が多いと予測することができます。

また、パチンコやパチスロ、競馬、競艇も一定の継続率があることが分かります。このようなギャンブルは買った時の喜びが大きいので、ハマるとやめられない方が多くいるのではないかと考えられます。

日本のギャンブル人口まとめ

いかがでしたか?日本はギャンブル大国と言われています。ただ、世界に比べるとギャンブルに取り組む方はそこまで多くありませんが、依存率が高くて続ける方がたくさんいることが分かります。

日本はギャンブルの種類がたくさん用意されており、気軽に取り組める環境が整っています。そのため、依存してしまう環境となっているようです。

ギャンブルを楽しむことは悪いことではありませんが、自分の生活が崩れてしまわないように注意しておきましょう。

沢田飛稀

沢田飛稀

コンテンツライター

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2017年にオンラインカジノのプレイヤーとしてオンカジの世界にハマって以来、この経験を活かしてカジノ業界や歴史、必勝法や安全性などについて日々研究を重ね、独自の調査により優れたカジノを厳選。オンカジライフの楽しさを伝えることがモットーです。
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事実検証: 定家真理央

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